オタクの前髪から覗く世界

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ガルラジ イメソン No.1 吉田文音

さめぼこです。

 

ガルラジ 2ndシーズンが終わって、早3週間。

既にガルラジロスを発症しています。

 

そんなロスを少しでも和らげようと、仕事終わりに妄想イメソン集をちゃちゃっと書き連ねようと思います。

今回のイメソンは、チーム徳光・吉田文音

ガルラジが終わった数年後、手取川が東京へ出ていったif世界線での一曲。

 

チーム徳光 吉田文音

SAD GIRL / The SALOVERS

 

 

『海瑠、今なにしてんのかな』

徳光PAのベンチから日本海を眺めながら、吉田はそう呟いた。

かつて、ガルラジというラジオ番組でペアとしてパーソナリティを務めていた、手取川海瑠は2年前東京へ行った。

最初の数カ月はLINEのやり取りも毎日続いていたが、次第にやり取りはなくなっていった。

『海瑠は絶対すぐ帰ってくると思うけど、頑張って』

東京行きのはくたか594号。

新幹線を背に、泣きながらも強がって笑う海瑠へ向けたお別れの一言だ。

正直、本心だった。

海瑠はあの東京という街に溶け込めない。憧れていた世界がキラキラしているだけではないと気づいて、白山に戻ってくる。だから、すぐ帰ってきちゃうだろう。

その時は、『だから言ったじゃん~』と優しく抱きしめてやろう。

そんな風に思っていた。

 

ってときの吉田のイメソンです。

 

ささやかなことで傷ついた僕らは

あの日の空を忘れられないんだ

いつかはゲルニカのような美しさ

あなたにも伝わりますように

 

旅に出ようか あなたのいない場所へ

忘れたいことバラまいて

いつかまた思い出さないように

空に向かって叫んでみた

吉田は自分から『逢いたい』とは言えない。

負けた気がするから。手取川のことはすべて理解していたつもりだったから。

だから、バイクにまたがり東京ではないどこかへ走る。

走れど走れど抑えきれないモヤモヤに耐えきれず、空に向かって叫ぶ吉田。

 

本当じゃなくても偽物でも良いんだ

あなたの小さな優しさがあったら

涙なんかいらないんだ

届いてるかなこの気持ち

1人しか愛せないから

手取川は私しか頼れない。

そう思っていたのが、いつのまにか自分が依存していた吉田。

その愛は、逢えない日々が長くなるにつれてどんどん重くなっていく。

こんな事もう言えないや

君からはもう言ってくれないの?

本当に忘れちゃうのかな

僕たちの白い日々

いつか僕も忘れちゃうのかな

空に向かって泣いてみた

涙に溶けたあの笑顔

いつか僕も忘れちゃうのかな

 愛は重くなっていくのに、記憶はだんだんとぼやけていく。

LINEの返事はまだ来ない。

もう忘れられてしまったのかもしれない。

自分の記憶もなくなってしまうのかもしれない。

深く考えていくにつれて不安は募るばかりの吉田。

 

ここで、この曲は終わります。

 

なぜこのバンドの曲を選んだのかというと、

The SALOVERS』というバンドは、2015年3月25日に無期限活動休止を発表したのですが、無期限活動休止を発表した理由が、

「いつでも読み返すことの出来る青春を綴った1冊の本として、完結させずに残しておきたい」

というものだったからです。

手取川のことを忘れたくない吉田を想像した時に、この理由を思い出して

イメソン決めるなら『The SALOVERS』の曲がいいなとティンときた。

 

長々と妄想しながら書き連ねてきたけど、

たぶん、手取川はちゃんと白山に帰ってくる。

強くなって。

その強さを産んだのは、誰でもない吉田なんだろうなって。

 

No.1はこの辺で。

ガルラジロスがひどくなってきたら、また書きます。